ウェディングドレスを格安でレンタルする方法
料理はともかく、洗濯や掃除は必要に迫られないとやりたくない。
とくに整理整頓は幼いころからまったくできず、小学校の通知表に「机のなかはウジ虫が湧きそうです」とこっぴどく書かれたこともあった。
なんでも大雑把なせいか、掃除機をかけ終わってもどこからか綿ゴミが湧いてくる。
経済的な余裕さえあれば、ハウスキーパーを雇いたいとさえ思う毎日だ。
同居をしてはじめてわかったのだが、彼は整理整頓が得意。
チェストのなかは同じ方向にTシャツがキッチリ並んでいるし、押し入れをかたづけさせたら天下一品だ。
同じカテゴリーのものでまとめ、使う頻度の高いものを前に持ってくるので、整理した状態がいつまでもつづく。
私はといえば、とりあえず空いているところにものを突っ込むので、なにがどこにあるのかすぐわからなくなる。
乾いた洗濯もののなかからアイテムを選ぶことも多いので、いつも「着たきりスズメ」だったりする。
しかし、彼の器用さを見こんで料理を数回やらせたことがあったが、これは見事に撃沈。
素材を切るのはうまいのだが、味つけのセンスがない。
私が熱を出した時におかゆを作ってくれたこともあったが、おかゆというより糊に近く、愛をもってしてもひとくち以上食べられなかった。
「なんちゃって」とはいえ、いちおうフードジャーナリストの肩書を持つ私を満足させる料理を作れというほうがムリがあるだろう。
以来キッチンは私の聖域とし彼は後かたづけとお湯を沸かす以外、踏みこむことはなくなった。
正直、将来的にはひとつでもいいのでなにか得意料理を持ってもらいたいと願うが、現段階では高望みというもの。
野望はしばらくの間、胸の内におさめておくつもりだ。
いっしょに生活をしていくうち、家事の得手・不得手はハッキリしてくる。
苦手なことをムリ強いしてもストレスになるだけ。
彼の適性をみきわめ、それにみあった家事分担をさせよう。優秀な家事男にする三つの法則だ。
「彼、立ち仕事なんだから家事分担は酷なんじやない?」 ごくたまにだが、チクリとこんなことをいわれる時がある。
彼は理容師なだけに、毎日九時間以上は立ちっぱなし。
私はというと自宅作業で、一日中パソコンとにらめっこ。
疲れちゃったらネコとお昼寝なんてこともよくある。
カロリーの消耗具合からいえば彼のほうがはるかに高く、疲れているとは思う。
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